私は線画の種類によって色々と塗り方を変えているのですが (デフォルメ具合や濃い線画にはパッキリした塗りにしたり) 今回は自分のイラストを描く時にも使っている方法を紹介したいと思います。 厚塗りとも水彩塗りとも言い難いですが・・・(あえていうならペン塗り?^^;)これも一つの方法を思っていただければ嬉しいです。
線画をレイヤー2に移動させて、今回は特に背景に濃い色を使うのでモードを乗算にします。
その後レイヤー0に肌のベース(■&■)を、透明度等調節しながらレイヤー1に影を置いていきます。(■)
一度できたらレイヤー0に結合、その後レイヤー1に前よりも濃い色(■)で同じように塗ります。
有る程度影を含めた肌の色合いがいい感じになったら、上につくった乗算レイヤーで顔全体の立体感を意識して色重ねます。
唇と目を塗ったら1枚に結合、はみ出した部分は消しゴムで消します。
薄消しにするとA255にしてもどうしても残ってしまって背景が暗い色だと物凄く目立ち、
後から結局消しゴムを使いながらやることになるので私は最初から薄消しは使いません。
アンチエイリアスがかかってないので不自然にギザギザになりますが気にせず放っておきます。
それから色を作るとき基本的にデフォルトの色を使って適当に作って、キャンバスの端っこに簡易パレットを作っておきます。
スポイト(右クリック)万歳!
(線画レイヤーの透明度を50%まで下げました)
これも肌と同じ用にベース(■)を置いて上に影を書いて(2色ぐらい?)その後乗算(■&■)で色味&立体感を足したら結合、という感じです。
髪の毛は1本1本・・とまではいきませんが一房ずつ塗って・・というより描いてというほうが正しいかもしれません。
馴染ませる時に水彩も使いますがメリハリをつける為にほとんどペンでパッキリ描きます。
画像は上から下にレイヤー毎に消して工程が見やすいようにしています。
一番下が最初の影(■)、その次がさらに濃い影(■)で上の方が最終的な形です。
結合したら周りを消しゴムで消します。
この時、間違っても肌レイヤーと同じレイヤーにはしません。
パーツが多いとレイヤー数が増えて大変ですが必ず最後までパーツごとにレイヤーを分けます。(修正部分とかパーツ毎の色変えとかに楽です)
内側の服は白と紫のグラデーションに薄くテクスチャをかけて、
上のレイヤーに乗算で色味をつけて(■)さらにもう1枚乗算でさらに濃い色(■)を影として塗る・・
と言う感じです。
下の黒い部分は布っぽく(麻っぽく)したかったので色々適当に試しながらテクスチャを重ねて
同じように上から乗算で影付け・・・。
私は影付けは全て乗算に頼ってるのですが(柄がある場合とかはつぶさなくていいので助かる)
ペンで大雑把においてから白の水彩で馴染ませながらそれっぽくしていく・・と言う感じです。(アニメ参照)
この時に髪の毛の色が濃すぎると思ったので上に白をおきました。透明度は30%ぐらいかな?
生え際とか窪む部分は避けてそのほかはぼかしツールで不自然にならないようにしました。
ついでに眉を髪レイヤーに付け足し。
一番下に濃い紫から黒のグラデーションを作ります。
私は塗り絵でもきちんと背景を描くことの方が多いのですが
今回はポートレートぽかったので止めました。
とりあえずいつまで経っても浮かばないので行き当たりバッタリでぐるぐると。
ゴールドにすると目立ちすぎて困るのでシルバーに。
ひたすらペンで描いてあまりにも不自然なところは水彩でなじませ・・と言う感じです。
こう考えると私は水彩を「馴染ませ用色つきぼかし」的で使ってる気がします。
しぃペインターのペンがお気に入りなのでA値を調節して(大抵はA20かA130かA240)全体の塗りはこれを使っています。
特に細かいところは水彩は1px以下にするとエッジがギザギザになるので。
ベースのグラデーションはともかく装飾はペンA130以外は使ってません。
とりあえずそれっぽく見えるようになったら下の紫と結合。
あんまりいっぱい色使いたくなかったので黄色のグラデにしました。
そのあと例の如く上に乗算レイヤー作ってペンA130&1pixで影とすじを着け結合。
全体を見て塗り残しが無いか確認してから全てのレイヤーを結合しました。
頭の光輪(?)はピカピカにしたかったし髪の毛とか修正するのに邪魔なので
この部分の線画だけ別に移して(レイヤー画像参照)結合は避けました。
この時点で光臨の線があるレイヤーと、その他全てまとまったものが1枚で使用しているレイヤーは2枚になりました。
実はこの作業が一番好きです・・・・・!!!
何をするかというと、まず不自然な線は消して(馴染ませて)
光を足して、細かい部分を書き足します。
こうしてみると随分表情が変わってるような^^;
それからちょっと前がさびしかったので文様を足しました。
白にすると羽根や光輪が目立たなくなるので灰色をチョイス。
そのあとはひたすら覆い焼きと焼きこみを多用しキラキラに徹しました。
私は配色は地味な色使いますが(原色とか無理です。拒否反応を示します)
キラキラ感UPのために覆い焼きも多用します
ちなみに作業は全てメインの上にコピーしてつくったレイヤーに行ないます。
作業前の画像を見比べたり気に入らなかったら消して元に戻したりして便利なので。

私の方法はこれといって特徴があるわけではないですが個性が少ない分どの線画でも馴染ませやすいかと思います。
随分と乗算に頼っておりますのでしぃペインターじゃないと難しい・・・というのはありますが。
自分が塗るときに何を大切にしてるかといえば、ぱっきりとする部分とぼかす部分をきちんと分けるということです。
水彩塗りだといっても全体にぼやけてるとどうしても手抜きっぽく見えるので。かといって全て筆跡が残っているとごちゃごちゃして見にくいですしね。
最後に線画提供してくださったえぬ様、そしてここまで読んでくださった方々、ありがとうございました!