『馬の描き方(2)〜馬体の描き方バランス編〜』不肖の弟さんの場合
制作日:2007年10月12日
馬を描いてみたいがアタリのとり方すらわからない・・・
・・・のではないかと思い、それっぽい、バランスの悪くないアタリが取れるようになるコツをお伝えしようと思います。
あくまでも主観という事を断りつつ、自分の持ってる「動物の描き方」という本に載っていた事でもあります。
横向きで説明します。
いちばん説明しやすいのと、身体の構造がわかりやすいからです。身体のラインが全部見えますので全体のバランスが悪いと一発でわかる、個人的に最も難しいと思ってます。
頭と首は前の講座にあるので省きます。
まず、胴を見ます。
いきなり全体の感じを掴め!では分からないと思うので首と尻尾を省いた長さ(水色)を見て
肩の終わり(オレンジ
腰の始まり(むらさき
で分け、3つにして考えます。
馬体にそって分けると、こうなります。
それぞれを肩、腹、腰、と区別する事が出来ます。
当たりを取る時に身体の線をどこで区切るか?の目安になります。
実際に描きはじめると、こうなります。
おおよその、肩、腹、腰の位置がわかってきます。
これをふまえつつ、それっぽく整えていきます。
色の境目の所に、それぞれ線を入れてみるだけで、動物らしい身体つきに見えると思いませんか?(笑)
犬やネコ、ほかの4本足動物に応用が利きます。
肩、腹、腰、この3分割は基本です。
肩の終わり前脚は肩パーツから
後ろ足は腰パーツから
それぞれ、生えているのが理解できると思います。
胴をそれっぽく割る前に
胴の長さをどれぐらいにするか決める必要があるのですが、分かりやすいのが、「正方形に収める」です。
大人の立ってる馬の場合、胴の長さと肩までの高さがほぼ正方形で、脚も尻もすべてこの範囲に収まってしまいます。
正方形の位置の決め方は
まず頭と首を描いたら、
肩の始まり(● 緑点1
胸板の始まり(● 緑点2
を決めて、そこから首方向にお互いを伸ばして交わった所(● 水色点)を起点とし、そこから正方形を描きます。
正方形の縦一辺が尻の先っちょ、底辺が脚の長さになるのです。
長方形くさく感じるのですが、正方形でほぼ大丈夫です。
これで胴の長さと脚の長さが決まりました。
※仔馬は胴が短く、脚がひょろ長いので、これに当てはまりません。
馬の脚には目立つ関節があります。
前脚付け根と後脚股関節では、股関節の方が高く見えますが、2番目と3番目の関節(● 緑丸)は前も後ろも、ほぼ同じ高さにあります。
以上の事をまとめて描き入れるとこうなります。
この状態でもそう変なバランスにはなってないと思います。ここからまたそれらしく描いていくわけですが、それはまた別の機会にしたいと思います。
とりあえず馬っぽい身体つきに見えれば幸いです。
長々とお疲れ様でした。
はっきり言って馬は難しいです。1ドット線の位置が違うだけでガラッと変化します。最初のうちは馬らしく見えてこないんではないかと思います。私事ですが、馬だけを本格的に練習始めてから、人様に見せて良いかなーと思えるまでに10年かかっております。(アナログで。)
だから2,3枚描いただけで「うまく描けない」と諦めないで下さい。
絵は数をこなせばこなすだけ上手くなっていきますよね。私も最初は見せられるようなものじゃなかったです。犬よりも酷い「馬」でしたから(笑)
馬も、描いてさえ居ればきっと上手くなります。頑張ってください。
(とか言いながら馬の上手い人はべらぼーに上手いので凹みます。)
不肖の弟さん.2007年10月12日
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