[ Story No. 327 ] |
「それでは算数授業を始めます。」
先生の言葉に生徒はしんと黙った。
「24×3=・・・成瀬さん答えなさい。」
先生の指示に楓は、慌てて立ち上がった。
「えっと、75・・・?」
「座りなさい。成瀬さん・・・全くだ。では、その隣日向くん」
溜息をついた先生は、昴を指した。
昴は、スッと立ち上がった。
「72」
「宜しい、正解だ」
黙って席を着く昴に楓は、じーっと睨んでいた。
その様子に昴は、一瞬苦笑いをした。
楓は、さっきの事を兼ねてさらに頭にきた。
| (筆者 鈴音 / 07/03/26(Mon) 09:29 ) |