[ Story No. 550 ]


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 すっと、息を胸に入れる。
 胸が苦しい。
 それでも、勇気を出すんだ。
 あの時の彼のように。

「どうして?」
 最初の言葉は、これだった。
「何を根拠に、そう思うの?」
 教室の中が、静まり返った。
「どういう意味だよ」
「みんなの前で言うということは、当然根拠になりうる物があって、それから言っているんでしょ? じゃあ、それを教えて?」

(筆者 麗瞑 / 08/04/14(Mon) 20:10 )