[ Story No. 562 ] |
「なぁ、セッツ」
セッツに話しかける。
「なんだ?今日は特に大作っぽいモノは出来てないみたいだが?」
特に表情も変えず、チラ、と眼鏡の下からこちらを覗いて来るセッツ。心配しているのかしていないのかは定かではない。
もしかしたら興味自体が無いのかも知れない。だが、こちらの様子を聞いてくれるだけまだマシな方かも知れない。
「あぁ、いや、昨日のオジサンいただろ?」
「オジサン?どっちの?」
興味無さそうに聞いて来るセッツ。
「映画館の店長さんじゃ無い方のオジサン。」
「あぁ、あのあんまり見かけないオジサンね。それがどうかしたのか?」
| (筆者 クロ / 08/06/22(Sun) 00:23 ) |