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あなたの好きな空は、どんな表情-いろ-をしていますか?
一匹の白狼と少女が旅するのは、果てなく続く大地。
東へ東へと進むその行く先には、色々なものがふたりを待ち受けている。
どうして東へ向かうのか、白狼がたずねる度に、
「ただ綺麗な音楽がきこえてくるからだよ。ジークもきこえるでしょう?」
と、少女はいつもそう答えては笑っていた。
「きこえるよ、きこえるさ。でも、俺にはどうしてもキリエがいうような綺麗な音楽にはきこえない。……怖いんだ」
──東の果てに何が待っているのか、どうしてその音楽は少女をひきつけるのか……。
それを知るために彼らは歩いてゆく。
きっとその先には、空の様な表情をしたいくつものであいがある、そう感じながら、まっすぐに……。
illustration by
蒼音李嗚 WEB
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