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みもざ・ぱぁく第6章‘忘却ホテルの章’

21章 21頁 完結 「イラスト」

美茂座市という少し不思議な街と、そこに住む人達の日常を綴った絵物語です。 ― 広報課女性レポーターのお見合いの日、そのホテルにある柱時計、‘忘れんぼ時計’の鳴る音を聞いた者は…。 ―

作者. ヨヲ さん


  連載No.000027 登録:2013/07/18 〜 更新:2013/07/18 (3 Res. 2013/09/07,)

イラスト

#73 ‘海岸通りの遊歩道’

「アユムは瞬発力はあっても持久力が足りない。
 明日から朝、走るぞ!」

バトミントン部の学校対抗試合が近づき、
ハルの提案で早朝ランニングが始まった。
西商店街を抜け、海岸通りを二人で走る。

「アユム、眠いよ〜。」
「何言ってんの。ハルが言い出した事でしょ。」

市民祭の鬼ごっこでの出来事があって、
アユムは希望通りハル達と同じ地元の中学に
進学する事になった。

「お母さんがね、ハルにあの時のお礼がしたいから、
 今度一緒に食事に行こうってさ。」

カラスと共に幻惑に消えそうになったアユムを
引き戻したのは、紛れもなくハルだった。

「おっ、ご馳走してくれんの?
 でも俺、アユムの母ちゃんて緊張するなぁ。」
「お母さんも僕も、すごく感謝してるんだよ。
 ありがとう、ハル。」

アユムが下げた頭を、ハルは照れくさそうに撫でた。


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