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くらげ男

6章 1頁 完結 「その他」

今回は文章でがんばってみました。くらげのように何も考えずに読んでいただけたら幸いです^^

作者. みく さん


  連載No.000090 登録:2015/05/15 〜 更新:2015/05/18 (0 Res. ,)

男と深夜のコンビニ

ふとタバコがきれそうな事に気が付き、たち寄ったコンビニで雑誌と缶コーヒーを持ってレジに向かう。


タバコ目的だがレジの若い女性店員に何も商品を持たずにいきなり

「ラークマイルドひとつ。」

と声をかけるのに何故か勇気がいる。
声をかける時に漂う「何?この人。」的な空気が一瞬でも流れることにプライドが許さないのだ。


今日は会社の同僚とお酒を飲んでからの帰宅で遅かったせいか、 レジは若い女性店員ではなく一見筋肉質のようながたいのいい男だった。

しかし缶コーヒーを握る手がぽっちゃりと水分を含んだ白いゴム手袋のようで思わず缶コーヒーを棚に戻したくなった。

アパートは駅から徒歩15分と酒の入ってる体には少々きつかったが、コンビニによる事で一日の疲れがここで一旦リセットされるような気分になった。

夜のコンビニはシンと静まりかえった住宅街にポツンとたたずむ
オアシスのようでつい引き寄せられてしまう。

中に入ると決して自分では聞かないようなアニメの主題歌が流れ、
「いらっしゃいませ〜。」と、扉が開くたびに脳みそが一気に覚めるような声のシャワーをあびせてくる。



だが、これらは決して悪くない…。




ついレジ前の大福に手が伸びるのも、テーマパークに来た時の高揚感に似ていて人をワクワクさせるからだ。


そんな気分を家に持って帰る事は、明日また頑張って働くためには必要なのだ。


「あー…。明日は休みだった。」



飲んで解放されきった脳みそはさらに解放され、缶ビールとつまみを買いに再びテーマパークへと戻っていった…。



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